キングサーモンの怖〜い!お話
鮭と言えば、もう日本人の食生活には欠かすことのできない代物。狂牛病だ鳥インフルエンザだと、昨今随分と食の安全性が取り沙汰されたが、まだ残っているゾ!
キングサーモンとか云って売っている代物だ。欧米人には鮭と鱒を区別する風習がない。したがって、鮭も鱒もサーモンでひとくくりにされている。なおかつ、意外と食べる習慣が少ない。どういう訳か輸入されているサーモンのほとんどは養殖ものである。
ご存じの通り、鮭は回遊魚である。回遊するうちに甲殻類やプランクトン、海草などを食べて、その中に含まれるカンタキサンチンやアスタキサンチンという物質を摂取することにより身が赤くなるのだ。 養殖鮭はよりによって「ケージ(鮭児?)」と呼ばれる檻の中で育てられる。与えられるエサも穀物類が中心。当然、身は赤くならない。
そこで、着色料を使う、それも薬品天国・日本ですら禁止されている合成カンタキサンチンが使われる。それ以外にも、抗生物質をはじめとする数十種類の薬品漬けにされている。最後に残留薬物を基準値まで落とすために、10日間ほどエサ抜きの生活を強いられた上で輸出される。
道理で絵の具で色づけしたようにオレンジ色な訳である。3〜4年回遊する鮭には強靱な肉体を要求される。あんな妙な柔らかさは天然の鮭にある訳もなく、定規で引いたようにきれいに脂の層がならんでいるなんてこともある筈もなし。

キングサーモンなんて、いかにも鮭の王様だと云わんばかりの名前。くわばらくわばら、買うのは消費者、利口にならなければいけません。また、あれを食べておかしいなと感じない舌にも問題あり。見栄えの良さに騙されて、舌の感覚まで麻痺していませんか。
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