エゾバフンウニ(蝦夷馬糞海胆)
姿が栗に似ているところから「海栗」とも書く、また、塩漬けしたもは「雲丹」とも書く。おおよそ世界で800種、意外にも日本でも100種類を超えるほど種類は多いが、北海道では大別してエゾバフンウニとエゾムラサキウニ(またはキタムラサキウニ、下記参照)の2種になる。
本州の皆さんが地元で口にするのは、バフンウニ、北海道のはエゾバフンウニといって、種類が違う。(最近は外国産)
皆さんが食べている部分は卵巣である。したがって、旬は卵期前の春から夏になる。人気の積丹半島産のものは例年5月上旬より漁が解禁される。
むき身になると、同じオレンジ色でも白っぽいものと濃いオレンジ色のものがある。白っぽいものを正しく「白」、濃いものを「赤」と大別していて、赤はバフンウニ、白はムラサキウニと憶えて差し支えない。
最近は国産もので足らず外国産のものが流通しているが、きめの細かさと甘みで圧倒的に国産もの、同じ国産ものでもボリューム感と甘みで北海道産となる。大きく別けて、利尻産、積丹(しゃこたん)産、根室産とあるが、毎年高値の一・二を争うのが、利尻産と積丹産。
ウニはそのほとんどの成分がタンパク質、そのために、むき身にすると僅かな時間で形が崩れてくる。それを防ぐために、ミョウバン(薬品)を使う。よくお寿司屋さんで食べると苦味があるのはミョウバンの味である。日本のウニの漁獲量の半分を占める、本場・北海道で生ウニとまでいかなくとも、あまりミョウバン臭くないウニを食べていって貰いたい。とくに、昆布しか食さないバフン「赤」の方をお薦めする。
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