商品として出荷するということにでもなれば、また話は変わってくると思いますが、総じてジャガイモの栽培は初心者向けと云われております。家庭菜園で、ベランダのスペースを利用して気軽に美味しいジャガイモ作りに挑戦してみてください。
ジャガイモの栽培の解説
- じゃがいも栽培のはじまり
- まず、ジャガイモを植える時期ですが、これが少々ご説明するときに難しい問題です。なぜかと申しますと、日本列島はあまりにも南北に長く、北と南ではその時期に大幅な差があります。基本的には早めに植えることです。標準的なパターンをご説明しますが、3月下旬から4月上旬になります。日本海側積雪地と東北・北海道などの寒冷地は順次これより時期を遅らせてください。(最終5月上旬)
- 種芋について
- 使用する種イモは必ず北海道などの寒冷地産のものを用いましょう。種イモは種苗店で求めてください。(種イモは専用に育成されたもので、一般に市販されている食用のイモとは異なります。)下図のように種イモを縦に半切りか4つ切りにして使います。

- 種芋の植え方
- 下図のように、30cm間隔で深さ10〜15cmに植えます。種芋と種芋の間に元肥(もとひ)として堆肥に草木灰を混ぜたものをひとつかみ施し、土をかけます。

- 覆土(ふくど)
- 種子をまいたあとに、その上に土をかけることを云います。一般的には種子の直径の2〜3倍の厚さが適当です。
(ミニ知識)元肥(もとごえ)—種子をまいたり、植えたりする場合に、最初から土の中に施しておく肥料のことを指します。堆肥などの遅効性肥料(有機質肥料はほとんどが遅効性です。)を与えるのが一般的です。基肥(もとごえ)とも云います。
- 芽かきと追肥
- 何本も芽が出てきたときには、元気のよい芽を1本だけ残して他の芽はかきとり、1本立てにします。
- 芽かきと追肥その二
- 発芽直後とその後5月末までに2回くらい、1株にひと握り程度の化成肥料を株元に追肥し、そのたびに土寄せをしてうねを盛り上げます。
- 化成肥料(かせいひりょう)
- 硫安(りゅうあん・硫酸アンモニュウム)や硫酸カリなどの単一成分ものを「化学肥料」、2種以上の化学肥料を化学的に混成したものを「化成肥料」と云い分けます。
- 追肥(ついひ)
- 元肥に対して、植物が育ち始めてから与える肥料のことを云います。速効性の液肥(液体の肥料)を使うことが一般的です。「おいごえ」とも云います。
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