商品として出荷するということにでもなれば、また話は変わってくると思いますが、総じてジャガイモの栽培は初心者向けと云われております。家庭菜園で、ベランダのスペースを利用して気軽に美味しいジャガイモ作りに挑戦してみてください。
ジャガイモの栽培の解説
- 病虫害について
- 葉をニジュウヤホシテントウ(下図参照)に食害されることがあるので、その兆候があるときには、カルホス乳剤を散布します。

- ニジュウヤホシテントウ
- 一般的なてんとう虫はアブラムシなどを食べる益虫なのですが、ニジュウヤホシテントウだけはナス科の野菜の葉を喰い荒す大害虫です。ジャガイモをはじめナス・トマト・ピーマンなどが害を受けます。スミチオンよりも、残効性の高いカルホス乳剤やディプレックスの散布の方が駆除効果が大きいです。
- 6月は疫病多発期
- トマトなども同じように、6月はじゃがいもに疫病が多発する時期になります。事前にボルドー液を散布し(約10日おき)予防します。青枯病や萎凋病が発生したら、下の土ごと堀とって焼却するか、ビニール袋に入れて密閉し、ゴミとして処分してください。
- ジャガイモの疫病
- 疫病は葉や葉柄にシミができ、株全体が黄色くなって腐るように枯れます。早くから発生すると茎葉が早く枯れてイモの太りが悪くなります。
(ミニ知識)萎凋病(いちょうびょう)—株全体が生気がなくなり、しおれて枯れます。
(ミニ知識)青枯病(あおがれびょう)—生育中に次第にしおれて青いまま枯死します。
- さあ!収穫期
- 本州の平野部などでは、6月上旬には収穫の時期になります。寒冷地なら8月から9月になります。本州ならちょうど梅雨時に重なりますが、収穫には晴れた日を選び、畑の土が乾き気味のときを狙って行います。堀り上げましたら、半日程度畑に置いておきながら乾かします。それから収納し、日陰の通風のよい場所で保存します。(写真は北海道でメークインを収穫したものです。)
土の水分が多いときに収穫すると、その後保存しているときに腐りやすくなります。

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