ジャガイモ料理の達人・じゃがいもに関する為になるお話<その一>
じゃがいも種類の解説にはじまり、じゃがいも料理のレシピや植え方から栽培まで、上手な育て方や方法を解説しています。
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- 北海道はポテト王国
- 北海道は全国のじゃがいも生産量の75%以上を占める正しく「じゃがいも王国」です。じゃがいも本来の原産地であるアンデス高原のような冷涼な気候の北海道の環境は、じゃがいもの育成に最適地なのです。男爵薯、コナフブキ、トヨシロ、メークイン、紅丸(ベニマル)で作付け上位5種になります。
- 「じゃがいも」の名の由来
- 少し詳しい方ならご存知の筈ですが、「じゃがいも」という呼び名と、特に北海道では「馬鈴薯(ばれいしょ)」という呼び方をすることがありますが、実は馬鈴薯というのは全く別の植物のことで、この使い方は正しくないそうです。では、「じゃがいも」という呼び名はどこから付いたかというと、オランダ船によってインドネシアの首都ジャカルタからもたらされたことに由来します。現在はジャカルタ、その昔ジャガタラと呼ばれていたことから、ジャガタラ芋と呼ばれたのが始まりです。ジャガタラ芋がなまって「じゃがいも」になりました。
- 北海道物産展ー必ず入る苦情
- 本州のデパートで春・秋に開催されることの多い「北海道物産展」ですが、開催すると必ずと言っていいほど入る苦情があります。「買って帰ってカレーライスを作ったら、芋が消えた。」のたぐいの話です。代表的な「男爵薯」と「メークイン」で全体の生産量の50%を超えます。名実ともに2大品種ですが、これらは必ずと言っていいほど物産展に並びます。男爵薯は粉質でほくほくしていますから、例えば「粉ふきいも」などに向いています。これをカレーライスなどの、言わば煮込み系に使うと、煮崩れを起こして出来上がった時にはどこにも見当たらないということになり兼ねません。その点、メークインはきめ細かく粘質ですから、カレーライスに使っても、肉じゃがに使っても美味しく召し上がれます。
- 自然のお薬「じゃがいも」
- じゃがいもはとりわけビタミンCが豊富な野菜です。通常、ビタミンCは加熱に弱く、熱を通すとそのほとんどが失われてしまう野菜が多い中で、でんぷんにガードされているために、じゃがいものビタミンCは失われにくいという利点があります。このビタミンCは動脈硬化や癌予防になり、免疫力の強化には欠かすことのできない要素です。総じて老化を防止して、ストレスに強い体をつくってくれます。また、ビタミンCは最近流行のコラーゲン生成に欠かすことの出来ない成分でもあり、骨を丈夫にしてくれるだけでなく、美しい肌を保つためにも必要な成分です。道理で女性が好む食べ物な訳です。ついでにお話すると、食物繊維が効率良く採れる食物としても有名で、当然、便秘解消に役立ちますし、それは大腸癌などの予防にもなります。
- 注意!ジャガイモの芽
- ちゃんと食べるとお薬、しかし気を付けなければいけないのが、ジャガイモの芽です。厳密に言いますと、ジャガイモの芽が出ているところの皮のすぐ下にも含まれている成分に「ソラニン」というものがあります。かなり毒性が強く、それは神経系の毒素になりますので、もし、それを摂取すると様々な症状を引き起こし、最悪の場合には死に至ったこともあります。とは言っても、そのたぐいの話は随分と昔のお話で、最近はありません。芽が出たジャガイモは食べない方が無難と言う方もいらっしゃいますが、それは随分と神経質な話で、皮が緑化、つまり緑色になっていなければ、芽と芽の根元をキチンと取り除くことによって、何でもなく食すことが出来ます。芽を出さないためにも、冷涼な場所での保存、ご家庭の中でしたら玄関なんかが適しています。日光に当てるとあっと言う間に芽を出します。遮日光、冷涼、低湿度であれば十分に保存に耐えることが出来ます。ただし、冷蔵庫での保存は避けてください。
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